
MISSION
1990年代後半、海外トップスター等に釘付けだった日本のスノーボーダーたちにストップをかけたのがドメスティックブランドの出現だった。その中でも1997年、12名のハードコアメンバーが集まり、フリーライディング・フリースタイル・エクストリームに至るまで、雪山全ての遊びをターゲットに、純粋にスノーボーディングを理解するコアショップとともに歩んできた。
TWELVEはブランド発足当時からスノーボーダーとして滑りに人生を見出した個性溢れるライダーが集い、いわゆるユーザーを配慮した大量生産、ビジネスベース的なモノづくりではなく、自分たちが追求し続ける、そしてリアルスノーボーダーをフォローできるスノーボードを生産し、発信を続けてきた。スノーボードには様々な遊び方、楽しみ方、競い方、ギアが存在する。その中から人と違う自分だけのスタイルを見つける。それが当ブランドが生まれた理由であり、永遠のテーマであり、スノーボードの魅力である。
また、発足から11年が経った2008年にはTWELVEの1シリーズだったモデル「T.J」が分派しT.J Brandとして独立を果たす。滑りの表現よりもシェイプから生まれる可能性に興味の比重をを抱いた12のジェレンドライダーたちは、今までのスキー的な大量生産を行う工場での物造りという部分では限界を感じ、それを超越した新たなステージとして生まれたオリジナルシェイプの数々が登場している。- Own produce, Own made.
一方、インターネットの普及により、現在ではSNSから発信される情報や映像がユーザーの着目するメーンの情報源となっている。今となってはメディア、ブランド、ライダーだけではなく、スノーボーディングを楽しむ誰もが発信者となることができ、その膨大なアップデートの循環の中で、明確にブランドの情報を伝えることが困難となり、信ぴょう性のない情報さえも大きく注目されてしまう時代。しかし、どんなにインターネット上に情報が溢れても、自分が実際に見たものを信じることや面と向かって出会う素晴らしさを感じることの大切さは、今も昔も変わらない。 - Stay real.
AMBASSADOR
嶌崎 将太 MICHAEL
畠山 絵美 EMI HATAKEYAMA
大石 智代 TOMOYO OISHI
NOAH
春山 禅 ZEN
FAMILY
北島 光 HIKARU KITAJIMA
上田 豪 GO UEDA
NEXT GENERATIONS
TWELVE KIDS & JUNIORS
DEVELOPMENT TEAM
CEO: 福山 俊大 TOSHIHIRO FUKUYAMA
DIRECTOR: 西田 洋介 YOSUKE NISHIDA
SALES/PHOTOGRAPHER: 辻村 慶広 YOSHIHIRO TSUJIMURA
トゥエルブがイメージする ”フリーライドの世界観” を表現してきた伝統モデルVIBES。常にハードコアなライダーたちにより支持されてきた歴史のあるボード。近代のスノーボーディングに求められる気持ちの良いターン、フリーランを楽しめるようにフレックスをよりオールラウンドに対応できるよう改良したのがKING。157.5WIDEはテーパードシェイプ、 パウダーが好きな方向けにフリーライド色の強い1本もラインナップ。エクストリームフィールドでも対応できる最高の乗り味を残しつつも、余計なカーボンなどを削ぎ落とし、素直な操作性が生まれ、動きのある滑りが可能に。
朝一のパウダーラン、カーヴィング、地形ライド、パークを流す。一日中あらゆるフィールドでスノーボーディングを楽しめる要素を詰め込み、オールラウンドボードへの追求により完成したモデル。ボード選びに悩んだらこれを選んで間違いなし。155cmはディレクショナルツインシェイプ、ウエスト幅もあるモデルで、特に急斜面やハイスピードターンなど、ダイナミックな攻めのライディングを求める方へ。デザインは和柄迷彩。国産モデルという事もあり、江戸時代から伝わる着物などのモチーフとして使われた「雪輪」と呼ばれる文様パターン。雪の結晶を六花と言われたことからその名が生まれた。和柄として歴史ある絞り染めの技法に使われる鹿の子絞り、仏像の装飾などに使われた麻の葉柄をミックスし日本らしさを表現。デザインも滑りも最高。
パークライド、コアなスノーボーディングの入り口を探している人、そして大きなセクションを攻めたいアグレッシブな乗り手の方に向けて開発した超軽量ハイスペックモデル。強い粘りと操作性のあるセンター部分の最適なトーションバランス。キック部分はCarbon Blendを多めに配合し、高いオーリーと衝撃吸収を実現。ルーズ感のないキレのあるハイスピードなフリーラン、クイックなオーリーの反発など思う存分楽しめる。実際にジャンプやレールでスタイルを出すためにテールの反発はとても重要な要素となる。まずはしっかり踏み込んでこのボードを思うリズムで捻れるようにさえ慣れれば、力を抜くだけで跳ね返り、とても軽い感じでスムーズに動くので弾いた分だけ素直に応えてくれる。
徹底して ”スタイル” にこだわるMICHAELがメインで開発に携わり、ターンからストリートまで対応できるワイドウエストなスペックに仕上げた。「ボードが太目なので、プレスやボードスライドは確実にし易い。滑りながらスタイルを出したジブを徹底的にやりたい人にもこのボードなら低速時の細かなボード操作するにも、安定感があるのでレングスが短くてもプラス要素が多く、調子良い。ただ、有効エッジは長めで、ジブ以外でフリーランの乗り心地も良いというのも特徴の1つ。また、初心者でも十分扱える」。低速で、ボード操作が細かく、なおかつボードを横にする動作というのはジブ独特の世界で、上達するにはレングスが短いほうがベターとなる。グラトリ、ラントリもその点は似ていると思うが、ウエスト幅が太いという点では確実にジブの安定感としてプラス要素に。トリックがし易いようにベリーソフトなフレックス仕様。
世代を超え、いつまでもスノーボーディングという最高の遊びをより多くの人たちに広めるため提案するコンセプトボード。乗り手を選ばず操作し易いしなやかなフレックスバランス。また、ニュートラルな状態にしなりが戻る早いレスポンスもあるので、低速時の小回り、起伏や地形のある斜面、高速カーヴィングまで場所を選ばずとてもターンし易いボードに仕上がっている。思うようにターンできない初心者の方から、脚力のない女性、どんな滑りもチャレンジしたい中級者、そしてガールズライダー畠山絵美、大石智代まで納得の玄人ニーズもある1本。"FIRST BOARD WITH 12" 。QUEENの後継機種としてラインナップされたGROW SERIESはQUEEN同様の妥協のない作りながら、同シリーズのキッズモデルと2本揃えても約10万円という価格設定は、親子でペアボード使用しながら、ファミリーでスノーボードを楽しんでもらいたいというブランドからの願いで実現した限界価格。
世代を超え、いつまでもスノーボーディングという最高の遊びをより多くの人たちに広めるため提案するコンセプトボード。これからさらに上達をしたい、次のステップへと正しい滑りを目指す子供たちに最適のボード。脚力のない子供たちにとって最大限に操作しやすいようにスーパーソフトフレックスに、また、サイズに適したスタンス幅、ボードコントロールの真髄である足裏感覚を育めるように緩いトーションにし、ターンにリズムを生むことを覚えるためのローキャンバーにするなど上達のための多くの要素が詰まったボード。スノーボードが上手な両親達のパウダーライドにもついていけるようにディレクショナルボードに仕上げている。"FIRST BOARD WITH 12"